宇宙関連巡礼の旅 - Weblog版 - 「はやぶさ 遙かなる帰還」オフィシャルJAXAツアー

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「はやぶさ 遙かなる帰還」オフィシャルJAXAツアー

そんなわけで、

東映映画「はやぶさ 遙かなる帰還」のJAXAツアーに参加してきました。

現地集合現地解散。まぁ、行き慣れたJAXA宇宙科学研究所(ISAS)相模原キャンパスなので、これといって迷わず到着。
DSC_1018.jpg

受付にて東映のツアー参加と伝えると一般ではなく業者名簿での受付だった。まぁ、そりゃそうか。

展示室にて東映担当者と名前の確認後、平時は一般立入禁止の2Fにある会議室へ。
会議室で東映担当者の方の挨拶から始まり、続いて「はやぶさ 遙かなる帰還」のダイジェスト版の上映。

ああ、なんというか、東映らしい、いい意味での『男くささ』があるなぁ。この映画の企画は坂上順さんだからなのかなぁ。なにせ大好きな「新幹線大爆破」作った人だもんなぁ。
まぁ、本当にダイジェストだったので大まかなストーリー展開が解る程度。どうせなら全編見たかったが、それは映画館でってことで。果たしてエキストラ参加した部分はカットされずに残っているのだろうか。

そんなわけで上映の後は、本日案内してくださるJAXA/ISASの阪本(酒もっと)成一さんの登場。本日のコース説明と注意事項が伝えられツアー開始。

まずは展示室1階へ。
DSC_1043.jpg

ペンシルロケットの前でISASの歴史というか日本のロケットの歴史の説明。糸川先生のこととか観測ロケットの「電報事件」の話とか、その横の「おおすみ」や「たんせい」の話などなど。あまり日本の宇宙史に詳しくない人でも楽しく聴けるように配慮された内容に脱帽。さすが阪本先生だなぁ。

そのまま1階の次期小型衛星の前に移動して講義は続く。このままのペースだと3時間コースだなぁ。

DSC_1087.jpg

「はやぶさ」の前では、もちろん「はやぶさ」の話。イオンエンジンとかターゲットマーカーなどをひと通り説明してくださる。話題になっても「はやぶさ」のどこに何があるのかの詳細まではあんまり知らないのでしょうから、それはそれはもう皆さん楽しげであります。
DSC_1101.jpg

例のお札も展示室に戻ってきた。『公費ではありません、ポケットマネーで購入してます』とはいつものネタ。
この御札はご利益あったんだから展示じゃなくて返納しなきゃいけないんじゃないのかなぁ、とかちょっと思ってみたり。

DSC_1107.jpg

そのまま外に出て、歴代ロケットの説明。ハレー彗星探査機を打ち上げたM3-SIIと
DSC_1111.jpg

M-V 2号機。「はやぶさ」を打上げたM-V 5号機のマイナーチェンジ前の姿です、と。2段目が明らかに違うからねぇ。『こんなに大きいのか』って人と『意外と小さいんだなぁ』って人がいたので、それはそれで面白いなぁ、と。

さて、ここから先は平時には公開されていない場所に突入です。まずは、イオンエンジンの開発テストをしている場所へ。
といっても、いつもの場所は新型のテスト中で公開できないということで、その隣にある真空チェンバーの部屋へ向かいます、と、そこには西山先生の姿が。今、稼動しているのはμ-20型という話な上に撮影OKということで、ウハウハして撮影。
DSC_1148.jpg

おお、明らかにμ-10型よりも明るく見えるわー。すげーなー。

みんなでイオンエンジンを見たあとは、今組み立て中の人工衛星を見せてくれるというので移動開始。
DSC_1160.jpg

とはいっても、さすがに開発中の人工衛星は撮影不可ということで、入り口の写真でごめんなさい。

今回組み立てられていたのは、水星探査機「BepiColombo」の『MMO』と、次期小型衛星『NEXTAR』のシステムバス部分。MMOのほうは試験が終わった直後でどんどんバラバラにされていく途中で、原型を留めていなかった、残念。
NEXTARのバスは、思ったより大きいなってのが正直なところ。

そのまま別な部屋が見える場所に行くと、なにか見慣れないというか記憶にないというか、なんだろ、これって物体が。阪本先生「あんまり言いたくないんですが、LUNAR-Aです」って、おーい、こんなところに居たのか君は。まぁ、処分したという話も無かったから、コンテナに入れたれたまま放置されているのかと思ってた。使える部分は部品単位で使いまわすってことだから、体の一部はLUNAR-A姉さんなのって衛星が出てくるってことだよなぁ。

その横の振動試験場では『ASTRO-H』の望遠鏡部分が、どーんと置いてある。でかい。やっぱH-IIAで打上げられるとなると、ここまで巨大なものが可能なのかと。悔しいのぉ、悔しいのぉ。

次に行ったのはM-Vのフェアリングがある建物。中ではSPRINT-A観測機器部分の構造試験か何かをやっていたので、その部分以外は撮影OKとのこと。
再使用ロケットのRTV-9はカバーが外された状態だったし、実験で使った箱があったり、現場の生々しさというか、乱雑さが如実。特別公開の時には綺麗に並べられる
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3段目伸縮ノズルだって端っこに追いやられて…、阪本先生が押し込んでびよーんってやりたいみたいなのですがうまくいかずに断念。ってそれ固定されてないんですねぇ、何年も前からあるから固定されているか、もう動かないもんだと思ってた。

他にもM-Vのフェアリングや3段目C/Cモーターケースなどを見学。
ここで、今回の参加者全員で記念撮影。映画パンフレットと同じ構図でぱしゃり。

その後は
DSC_1218.jpg

元・川口先生、現・國中先生の部屋の前を通過したり

DSC_1214.jpg

「イトカワ微粒子」が運び込まれた通路を見学したりして

DSC_1229.jpg

元の展示室2階に戻ってきました。
そのまま会議室に入って最後の説明と阪本先生の名刺を貰って解散。

いやぁいい体験させてもらいました。
そんなわけで、

東映映画「はやぶさ 遙かなる帰還」よろしくお願いします。


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…、とまぁ一般向け(?)を書いてみました。明らかにあっちの方向な内容は、同人誌で書きますので、お楽しみに(笑)
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コメント

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IKAROSはLUNA-Aから結構流用したという話を聞いたことがあります。まあ、真偽は定かでありませんが。

No title

バッテリーと低利得アンテナ(だったかな)は流用ですね。そのへんは今後上級者編で書きます。あくまでこれ東映ブロガー優先ツアー参加報告なので。
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Author:おかざー
"馬車道Groove."代表らしい。
宇宙関連の同人誌を出したり、打上げや施設見学いったりしてます。

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