宇宙関連巡礼の旅 - Weblog版 - ISAS

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「はやぶさ 遙かなる帰還」オフィシャルJAXAツアー

そんなわけで、

東映映画「はやぶさ 遙かなる帰還」のJAXAツアーに参加してきました。

現地集合現地解散。まぁ、行き慣れたJAXA宇宙科学研究所(ISAS)相模原キャンパスなので、これといって迷わず到着。
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受付にて東映のツアー参加と伝えると一般ではなく業者名簿での受付だった。まぁ、そりゃそうか。

展示室にて東映担当者と名前の確認後、平時は一般立入禁止の2Fにある会議室へ。
会議室で東映担当者の方の挨拶から始まり、続いて「はやぶさ 遙かなる帰還」のダイジェスト版の上映。

ああ、なんというか、東映らしい、いい意味での『男くささ』があるなぁ。この映画の企画は坂上順さんだからなのかなぁ。なにせ大好きな「新幹線大爆破」作った人だもんなぁ。
まぁ、本当にダイジェストだったので大まかなストーリー展開が解る程度。どうせなら全編見たかったが、それは映画館でってことで。果たしてエキストラ参加した部分はカットされずに残っているのだろうか。

そんなわけで上映の後は、本日案内してくださるJAXA/ISASの阪本(酒もっと)成一さんの登場。本日のコース説明と注意事項が伝えられツアー開始。

まずは展示室1階へ。
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ペンシルロケットの前でISASの歴史というか日本のロケットの歴史の説明。糸川先生のこととか観測ロケットの「電報事件」の話とか、その横の「おおすみ」や「たんせい」の話などなど。あまり日本の宇宙史に詳しくない人でも楽しく聴けるように配慮された内容に脱帽。さすが阪本先生だなぁ。

そのまま1階の次期小型衛星の前に移動して講義は続く。このままのペースだと3時間コースだなぁ。

DSC_1087.jpg

「はやぶさ」の前では、もちろん「はやぶさ」の話。イオンエンジンとかターゲットマーカーなどをひと通り説明してくださる。話題になっても「はやぶさ」のどこに何があるのかの詳細まではあんまり知らないのでしょうから、それはそれはもう皆さん楽しげであります。
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例のお札も展示室に戻ってきた。『公費ではありません、ポケットマネーで購入してます』とはいつものネタ。
この御札はご利益あったんだから展示じゃなくて返納しなきゃいけないんじゃないのかなぁ、とかちょっと思ってみたり。

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そのまま外に出て、歴代ロケットの説明。ハレー彗星探査機を打ち上げたM3-SIIと
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M-V 2号機。「はやぶさ」を打上げたM-V 5号機のマイナーチェンジ前の姿です、と。2段目が明らかに違うからねぇ。『こんなに大きいのか』って人と『意外と小さいんだなぁ』って人がいたので、それはそれで面白いなぁ、と。

さて、ここから先は平時には公開されていない場所に突入です。まずは、イオンエンジンの開発テストをしている場所へ。
といっても、いつもの場所は新型のテスト中で公開できないということで、その隣にある真空チェンバーの部屋へ向かいます、と、そこには西山先生の姿が。今、稼動しているのはμ-20型という話な上に撮影OKということで、ウハウハして撮影。
DSC_1148.jpg

おお、明らかにμ-10型よりも明るく見えるわー。すげーなー。

みんなでイオンエンジンを見たあとは、今組み立て中の人工衛星を見せてくれるというので移動開始。
DSC_1160.jpg

とはいっても、さすがに開発中の人工衛星は撮影不可ということで、入り口の写真でごめんなさい。

今回組み立てられていたのは、水星探査機「BepiColombo」の『MMO』と、次期小型衛星『NEXTAR』のシステムバス部分。MMOのほうは試験が終わった直後でどんどんバラバラにされていく途中で、原型を留めていなかった、残念。
NEXTARのバスは、思ったより大きいなってのが正直なところ。

そのまま別な部屋が見える場所に行くと、なにか見慣れないというか記憶にないというか、なんだろ、これって物体が。阪本先生「あんまり言いたくないんですが、LUNAR-Aです」って、おーい、こんなところに居たのか君は。まぁ、処分したという話も無かったから、コンテナに入れたれたまま放置されているのかと思ってた。使える部分は部品単位で使いまわすってことだから、体の一部はLUNAR-A姉さんなのって衛星が出てくるってことだよなぁ。

その横の振動試験場では『ASTRO-H』の望遠鏡部分が、どーんと置いてある。でかい。やっぱH-IIAで打上げられるとなると、ここまで巨大なものが可能なのかと。悔しいのぉ、悔しいのぉ。

次に行ったのはM-Vのフェアリングがある建物。中ではSPRINT-A観測機器部分の構造試験か何かをやっていたので、その部分以外は撮影OKとのこと。
再使用ロケットのRTV-9はカバーが外された状態だったし、実験で使った箱があったり、現場の生々しさというか、乱雑さが如実。特別公開の時には綺麗に並べられる
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3段目伸縮ノズルだって端っこに追いやられて…、阪本先生が押し込んでびよーんってやりたいみたいなのですがうまくいかずに断念。ってそれ固定されてないんですねぇ、何年も前からあるから固定されているか、もう動かないもんだと思ってた。

他にもM-Vのフェアリングや3段目C/Cモーターケースなどを見学。
ここで、今回の参加者全員で記念撮影。映画パンフレットと同じ構図でぱしゃり。

その後は
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元・川口先生、現・國中先生の部屋の前を通過したり

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「イトカワ微粒子」が運び込まれた通路を見学したりして

DSC_1229.jpg

元の展示室2階に戻ってきました。
そのまま会議室に入って最後の説明と阪本先生の名刺を貰って解散。

いやぁいい体験させてもらいました。
そんなわけで、

東映映画「はやぶさ 遙かなる帰還」よろしくお願いします。


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ISAS 相模原特別公開

7月29、30日と毎年恒例「JAXA 宇宙科学研究所 特別公開」へ行ってきた。

去年はMUSES-C(はやぶさ)の帰還カプセル初展示ということもあり記録的な人出だったわけですが、今年は1万3053人(2009年は1万3588人、2010年は3万3861人)とのことですが、もうちょっと多いような感じがしたのですがね。

さて、展示はというと例年どおりの文化祭状態。午前中はMUSES-C(はやぶさ)列が伸びていたのも午後には解消してすんなり入れるようになったりしていましたが、イオンエンジンの列だけは一定の長さを保ってましたねぇ。まぁ、あそこはそんなに大人数入れる場所ではないのでしょうがないと思います。

また、今年は飛翔体環境試験棟の振動試験関連が公開されていませんでしたが、これは震災のため筑波の設備が故障しておりこちらの設備を使っており、公開するためのスケジュール調整が難しいことから今年の公開はしないことになり、そのような状況だったので、当日はS-520-26号機の観測機器のテストをやっていたとのことです。
そのためというわけではないと思いますが、今年は設備公開がいくらか少なめ。衛星組み立てもMMOの何かが組まれている最中なのですが、公開していませんでしたし、風洞もなし。

メディア的にはTVKがべったり取材をしていたり、相模原市の広報さんが、秋の『』さんを引っ張りだしてきたりしてました。広報さんいわく「このチャンスに相模原をもっと知ってほしいのでこういう賑やかしも必要かな」ということで連絡して来てもらったとのことでした。ああ、そういうことですか、最初「なにやってんすか」って声かけちゃったじゃないですか。そんな秋の『』さんと中の人が2ショット写真撮ってたので横から撮影。林さんのお知り合いで紹介されていた方なので、あとで林さんに写真見せたらどういう反応するか楽しみだったりします。

で、今回、とても残念なこと。

ペンシルの展示が無い。せっかく廣川さんが保存していた26号機が里帰りしてから最初の特別公開だというのに、だ。写真のように手前にパネルを立ててしまっていたら意味がない。今のISASには、ペンシルなんてどうでもいいのか、そんな考えがしてきてしまう。廣川さんと一度お会いして保存していた話など聞かせていただいたことがあるのですが「みんなに見て貰えるなら」という気持ちがありISASに里帰りさせたという。その気持を大切にするならば、これだけ来場者のある特別公開の時に展示しないというのはダメなんじゃないかと。いくら狭い、場所がないと言っても、ペンシルロケットのケースの大きなんて何とかなるだろ。M-Vの下に並べるとか、いくらでも方法はあったろうに、残念で仕方がない。来年の開催時には少しは考慮してほしい、と思う。

なんにせよ、2日間お疲れ様でした、また来年。

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宇宙科学研究所 ロケットOB及び現役懇談会

昨日2月11日は、日本初の人工衛星「おおすみ」が打ち上げられた日でした。
そんな記念日に、東京・フロラシオン青山にて宇宙科学研究所のOBと現役の懇談会が開催されました。元ISASロケット班班長の林紀幸さんのご好意で参加することができましたので軽く記しておきます。

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▲司会をされている林紀幸さん。ご自身の誕生日も2月11日でした。

総勢約180名のOB・現役・関係会社の方々勢揃いという会で、あっちを向けば的川さんや川口さん、こっちを向けば東さんや森田さん。振り返ってみれば吉田さんや中部さん、富士精密の垣見さんやNECの萩野さん、歴代所長もずらっと参加。さすがISASの懇談会。

懇談会というよりも、OBの同窓会というほうが強いのですが、みなさんお若い。「おおすみ」打ち上げの時20代だったとしても60歳を超えているわけですから。

舞台では次々と挨拶とスピーチが行われています。思い出話だったり、今後の心配だったり要望だったりと様々。でもみんなISASが好きなんだな、ということです。

立食形式でしたので、食事をしながら色々な方とお話できたのがなによりの収穫。こんなに深い話ができたのって久しぶりな気がします。お誘いしてくれた林さんに感謝。

最後に、川口さんのスピーチの一部分ですが、ここに記させていただきます。

色々なところで「「はやぶさ」の成果は、まさしく宇宙科学研究所、「おおすみ」以来の成果の賜物であって我々はやぶさチームは、本当にタイミングがたまたまそこにいただけで、皆様に感謝を申し上げたいし、皆様におめでとうございますと言いたい。」と話をしているが、ここの部分だけはいつも報道されない。ぜひとも報道していただきたいんですが、必ず切り取られるので改めて申し上げさせていただきたいと思います。

マスコミが意図的に切っているとは言いませんが、こういう言葉こそ重要だと思います。


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「はやぶさ2」のパブリックコメントについての対応のお願い


すでにかなり出まわっていますが、「はやぶさ2」実現に向けたパブリックコメントの募集が呼びかけられています。
まだまだ予断を許さない状況です、みなさんの声が重要です、よろしくお願いします。

以下、転記します。


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「はやぶさ2」のパブリックコメントについての対応のお願い

すでにご承知のことかと思いますが、「元気な日本復活特別枠」要望についてのパブ
リックコメントの募集が始まっています。「はやぶさ2」もこの特別枠で提案されて
いますので、このパブリックコメントが非常に重要です。
是非、いろいろな立場の多くの方からご支援のコメントをいただきたいと思います。
このご連絡を差し上げている皆さんには、是非、「はやぶさ2」を支援していただく
コメントを書いていただきたいですし、ご家族の方、お知り合いの方にもご連絡いた
だけますと幸いです。
「はやぶさ2」としては最後のチャンスとなりますので、よろしくお願いいたします。

吉川 真(JAXA はやぶさ2プリプロジェクトチームリーダー)

 ===

※パブリックコメントについて情報

 ■トップページ:http://seisakucontest.kantei.go.jp/

 ■はやぶさ2に関連するページ

  ・トップページからの移動の仕方
     分野別:新成長戦略(デフレ脱却・経済成長)
      ↓
     担当府省:文部科学省
      ↓
     事業名:1908 我が国の強み・特色を活かした日本発「人材・技術」の世界展開
         http://seisakucontest.kantei.go.jp/project/detail.php?t=1908 ←直接のURL

  ・我が国の宇宙技術の世界展開(資料)
    http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/
    afieldfile/2010/09/22/1297943_01.pdf


  ・JAXAのWebから:http://www.jaxa.jp/info_public_j.html

 ■応募の締めきり:2010年10月19日(火)17時まで

   Webから意見を表明するには、まずユーザー登録が必要です。
    https://seisakucontest.kantei.go.jp/login/user.php

 ■応募の仕方

  ・Web上のフォームから:
     http://seisakucontest.kantei.go.jp/project/detail.php?t=1908

  ・FAX、郵送の場合:
    用紙(http://seisakucontest.kantei.go.jp/pdf/fax_form.pdf)に書き込む
    送り先:
     FAX : 03-3592-2301 内閣官房副長官補室(政策コンテスト担当)あて
     郵便:〒100-8968 東京都千代田区永田町1?6?1
              内閣官房副長官補室(政策コンテスト担当)あて

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こんな計画もあったのか

HN.jpg
Photo By T.Okazawa

 これは、先日三鷹で行われた「ロケット祭出張版」の会場で公開された『原子力ロケット』の模型の写真です。
 当時の東大生研はこんなものまで構想し、模型やら図面やらまで作っていたことに驚きです。なんというか、糸川版ダイダロス計画ですね、これは。

 この写真は会場ではなく、その前週に、林紀幸さんのご自宅に伺った際に撮影したもの。なので玄関先で開梱してあるのですが、いやはや、こんなものがよくそまぁ保存されていたものです。ほんとISASはこれだから面白い。




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プロフィール

おかざー

Author:おかざー
"馬車道Groove."代表らしい。
宇宙関連の同人誌を出したり、打上げや施設見学いったりしてます。

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