宇宙関連巡礼の旅 - Weblog版 - はやぶさ2は飛び立てるのか

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はやぶさ2は飛び立てるのか

 この3連休、テレビなどのメディアでは『はやぶさ(MUSES-C)』関連の放送がいくつかあった。いままでの経験上、運用が終わった衛星や探査機がここまで報道され続けるというのは記憶にない。『かぐや(SELENE)』にしても、企業間で応援団を結成した割には収束は早かったからだ。
 なぜここまで『はやぶさ(MUSES-C)』は人を惹きつけるのだろうか。そんな視点での番組構成が多いのも特徴であり、これを機会に宇宙に目を向けた人がいかに多かったのかを知るにはちょうどいい機会にはなっただろう。

 どこの番組でも『はやぶさ(MUSES-C)』後継機の話が最後に出てくる。事業仕分けで予算ぬんぬんというのもついて回るわけだが…。

 先日、イプシロンロケットと同じ日に『はやぶさ2プロジェクトについて』という内容で宇宙開発委員会に書類が提出された。いままでアナウンスされてきた内容と変わらないが、この時期に提案されたということの意味は大きいと思う。

 ただし、『はやぶさ2』は"研究開発段階に移行したい"という内容である。これは、基本的な設計は終わったので、実物を作る前の研究に移行したいのでお願いします、ということだ。同日に提出された『イプシロンロケット(次期固体ロケット)』は"研究開発段階が終わったので実際に作らせて欲しい"という内容であるから、まだ実際に製造できるかという話ではないことに注意したい。

 新聞各社、予算に関してはH-IIA込みで270億円という数字が出ている。おおさっぱに言えば、探査機170億円、H-IIA100億円だ。ちなみに、M-Vは64億円くらいですが。
 H-IIAの打ち上げ価格は今まで三菱重工が発表したことはなく、想像と伝え聞くところによると100億円くらい、というような感じだったのだが、今回明確に報道されたことでだいたい合っていたというオマケまで付いた。
 
 JAXA内部での順位争いに負けつつあった状況から、"9回裏2死満塁で打球を打ち返した"ところまで戻してきた。これがホームランになるのかファールになるのか、はたまた平凡なフライでアウトになるのか、まだまだ微妙なところではあるのだが、とにかく、今までの状況から考えればずいぶんと進展したと考えていいだろう。このまま無事に審査を通過して欲しいものだ。

 ところで、『はやぶさ2』の開発コードはどうなるのだろうか。
 MUSESシリーズは工学試験機の開発コードであるので、次は使わない。惑星探査にはPLANETという開発コードがあるが、小惑星探査はPLANETでいいのだろうか。確かに小惑星には"Planetoid"という単語もあるのでPLANETになるが、どちらかというと"Asteroid"のほうが馴染んでいる。しかし、宇宙研の衛星にはASTROシリーズもあるので間違えやすそうな気がする。
 となると、原始天体="Primitive Body"だからPRIMシリーズとかになるのだろうか。細かいことだけど、ちょっと気になる。


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(2010/07/27)
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"馬車道Groove."代表らしい。
宇宙関連の同人誌を出したり、打上げや施設見学いったりしてます。

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