宇宙関連巡礼の旅 - Weblog版 - 「あけぼの(EXOS-D)」 誕生20周年

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「あけぼの(EXOS-D)」 誕生20周年

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(C)ISAS / JAXA

1989年2月22日午前8時30分鹿児島宇宙空間観測所からM-3SIIロケット4号機にて「あけぼの(EXOS-D)」は打上げられた。

それから20年、まさかここまで長寿衛星のなるとは誰が思ったであろうか。搭載機器もCCDカメラが経年劣化で使用できなくなった以外は全て健全で、今でもオーロラ観測などに活躍している。

あけぼの(EXOS-D)」を製作したのはNEC(現・NEC東芝スペースシステム)である。ISASの科学衛星といえばNECの衛星といえるほどだったわけで、それまでの科学衛星で培った技術が投入されているからこそ、ここまで長期間の運用が可能だったのかもしれない。

もうひとつ、衛星の軌道がある。近地点275km 遠地点10500kmの長楕円軌道に投入されているので、そう簡単には地球に落ちてこない。ただし、バンアレン帯を何度も通過するので放射線を頻繁に浴びるのだが、対放射線設計が非常にうまく機能しているということではないだろうか。

明確にいつまで運用するかは発表されてはいない。ISASのことだから、動くうちは運用し続けるだろう。

問題は地上設備だ。打上げ以来、内之浦宇宙空間観測所の10mアンテナを使用している。
アンテナ設備を担当している三菱電機によれば「衛星と地上設備の我慢比べですよ」と語っていることから、まだまだ頑張るようだ。

衛星の重量は約300kg。これはこれから打上げようとしている小型衛星よりも軽い。今では小型となってしまった500kg級の人工衛星で科学的成果が上げられるのか、と、よく言われるが、つい最近、M-Vロケット前は、主力であった重さだ。それの研究成果は当時一級品であったのだから、何も心配することはないだろう。

NASAのボイジャー探査機だって30年過ぎてもまだ稼動してるんだから、とことん使っていって欲しいものだ。
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"馬車道Groove."代表らしい。
宇宙関連の同人誌を出したり、打上げや施設見学いったりしてます。

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