宇宙関連巡礼の旅 - Weblog版 - その頃、NASAでは…

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その頃、NASAでは…


Ares-I ©NASA
 プログレス補給機が新型になろうとしているその頃、当然NASAでも次期輸送船の開発は行われている。NASAというよりは、NASAとアメリカ民間企業との共同作業だが。

 今回、ロシアとの大きな違いは『打ち上げロケットごと開発する』ということだ。ロシアの場合、いくらプログレスを新型にしても打ち上げシステム自体は変更していない。すでに30年以上も使っており、改良がされているからだが。

 一方スペースシャトルは『再利用』というしがらみが最大の問題だったことは周知の事実なのでいまさら言うことは無いだろう。最適化と改良を加えられる余地は最初から少なかったのだから。

 そこで、NASAはコスト優先で使い捨てロケットへの回帰を図ってきた。10月27日(現地時間)にはテスト機である『Ares-IX』が打ち上げられる予定である。また、有人輸送のための宇宙船も開発中である。再利用型であったスペースシャトルの教訓を得て使い捨て型での復帰を狙っている。

 …はずなのだが、スペースシャトルの亡霊のおかげでAres-Iの1段目は再利用される。元々がシャトルのSSBなのだから、今までだって回収して再利用しているというが、実際そのコストは使い捨ての場合とどれだけ差が出るのだろうか。まして、使用回数をあらかじめ決めてしまった場合、改良や修正が遅れることになるのではないだろうか。喫茶店などの貸しおしぼりとは違うのだから、コスト重視もいいが、運用性とメンテナンス性をもう少し考えたほうがいいような気がする。

 もっとつきつめてしまえば、国際協力でできることできないことを分ければいいんじゃないだろうか。輸送に関してはロシアのほうが効率も価格も上だ。ESAも輸送船を開発しているし、日本はHTVがある。どれかに集約してしまうと、何かあった場合に困るので、複数あることはいいことなのだが、今のアメリカにそれができるのだろうか。
 民間にできることは民間でというのもわかることだが、その先にあるのは結局のところ資本主義にならんのだろうか。そうなったら、あまり面白くない状態になりそうなんだがなぁ。はてさて。


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"馬車道Groove."代表らしい。
宇宙関連の同人誌を出したり、打上げや施設見学いったりしてます。

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