宇宙関連巡礼の旅 - Weblog版 - イプシロン

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イプシロン見学時の食料・資材調達について

もう2週間後にはイプシロン初号機の打上げが行われます、予定通りならば。

今回、H-IIBが早朝だったおかげ(?)でパブリックビューイングのお鉢が回ってくるという状況で、いつものJAXAや科学館だけではなくイオンシネマでの大規模パブリックビューイングまで決まっているという、旧ISASを知っている世代としては隔世の感がありますなぁ。

JAXAも本気を出して(?)いるようで、見学場所やある程度の地域情報の掲載・提供は行なっているようです。それに、ロケット野郎(淑女)な方々のBlogやTwitterを見る限り補助情報も充実してきています。本当はコピー誌でもいいから見学ガイドを夏コミケに出そうかと思ってたのですが、ほとんどが周知されてしまったので出番なさそうです。

逆に、何か基礎的なことが忘れられている気がします。見学場所案内や店舗案内は当然なのですが、皆さん「内之浦のキャパシティの低さ」を忘れていらっしゃる。宮原見学席抽選倍率などを考えても、キャパシティオーバーでしょう。そりゃ内之浦側も解ってると思いますが、それでも賄い切れないと思います。ですので、最低限これだけはやっておけば、あとはなんとかなるということをまとめておきます。


1)薬剤関係は鹿屋で仕入れておく
常備薬の話ではなく、見学で必要な薬剤関連は種類や物資量的に鹿屋で調達してください。鹿児島市内でも構いませんし自宅から持ってきても構いません。特に必要なのが
「虫よけスプレー」「日焼け止め」「ヒエロン」「シャツクール」「携帯蚊取り線香(できれば電器式)」
です。経験則上必須です、すごいです、虫とかヘビとか。
鹿屋では、いわゆる鹿屋バスセンター跡のミドリ薬局が有名ですが、国道220号(鹿屋バイパス)までちょっと移動すれば大型スーパーや店舗がありますので、そちらで調達するのもいいかと思います。

2)水分も忘れずに調達する
スーパーといえば「水分」の購入も忘れずに。いくら内之浦にAコープがあるといっても、あの規模では来客をきっちり捌けるか不安が残ります。ですので、水分はこの段階で調達するのがいいでしょう。暑くて汗が凄いと想定されますので、できれば水ではなくスポーツドリンクなど体内吸収がいいやつを買って下さい。水分は腐るものではないので、多めに買っておいたほうがいいでしょう。

3)食料は日持ちするものを選ぶ
夏です、暑いです。すぐに食料はダメージ食らうでしょう。炎天下で数時間待機することを考えると、通常の弁当でも厳しい気がします。できれば現地に入る前に食事を済ませ、打上げが成功してから"打上げ"を行なってください。どうしても食事がという方は、内之浦で購入になるかと思いますが、Aコープの物量で賄えるかどうか、ちょっと不安。もうマツワキも網元もアテにしないほうがいいかと思います。同案多数でそれどころじゃないと思いますし。内之浦行くまえにジョイフルとかで済ませ、打上げの"打上げ"で好きなところに行ってください。
あと、内之浦(正確には肝付町ですが)でイプシロンロケット弁当を販売するようですが、事前予約で15日〆切、4つ以上が条件とのことですが、こちらを選択するという手もあります。

飲食店情報などは、当サークルの「鹿児島ロケット打ち上げグルメガイド」がオススメです、たぶん。

4)トイレ事情
宮原の見学席その他、一応仮設トイレを並べるとのことですが大行列になること必須でしょう。宮原当選組は諦めて並んでもらうしかありませんので、早め早めの行動で最悪の事態を避けましょう。
それ以外の人で、トイレが心配な方は漁港での見学をオススメします。漁港ならば徒歩圏内に内之浦の公共施設が点在していますので、いざとなったらそこに駆け込めます。また市街地ですので、本当に緊急事態ならば民家に飛び込んでもなんとかなるかと思いますので。


以下、想定問答

5)打上げ後に実験場入れるの?
前回(といっても7年前)のM-V 7号機のときは、打上げ後にM台地に入れましたが、今回どうなるか不明。ちょっと聞いてはみますが以前と違って総員退避命令が出ますから迅速にM台地開放になるかどうか。個人的には即開放してもらって固体燃料独特のニオイを満喫させて欲しいところなんですがね。

6)鹿児島行きの飛行機がとれない
宮崎空港からレンタカーGoです。4時間あれば余裕です。
博多から新幹線で鹿児島中央に入ってレンタカーという手もあります。

7)宿がとれない
鹿屋でもきつい場合は鹿児島市内で。打上げ時刻を考えたら十分間に合います。垂水フェリーは運行間隔がありますので桜島フェリーを使うのがいいかと思います。

8)レンタカーが…
エクストリームでバスって手が今回は使えますねぇ。漁港で見て帰るっていうなら鹿屋からバス…、上級者向けすぎてオススメできませんが。

9)こっそり見る
や・め・ろ。今回は種が絡んでる、やめろ。

10)例の件どうなってます?
現地で確認してくれ(笑)


夏季打上げのオオトリです。気合入れていきましょー。

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夏の打上げシーズン到来

JAXAから夏季打上げ日程が一斉に発表された。
日程順に列挙すると

S-310-42 / S-520-27
打上げ予定日 :2013年7月20日(予備期間 7月21~27日、8月18~25日)
打上げ予定時刻 :夜間(23:00~翌日01:00)
打上げ場所 :内之浦宇宙空間観測所(USC) KS台地

H-IIB F4 / HTV-4
打上げ予定日 : 2013年8月4日(予備期間 8月5日~9月30日)
打上げ予定時刻 : 4:48頃(JST)
打上げ場所 : 種子島宇宙センター 大型ロケット発射場

■EPSILON-1 / SPRINT-A
打上げ予定日 : 2013年8月22日(予備期間 8月23日~9月30日)
打上げ予定時刻 : 13:30分~14:30(JST)
打上げ場所 : 内之浦宇宙空間観測所(USC) M台地


H-IIB F4に関しては他のブログをどうぞ。

まぁ、今年はどう考えてもイプシロン初号機に注目が集まるわけですが、日程的にH-IIBの後になりました。
H-IIBはISSへの物資輸送ミッションなので、気象条件さえ整えば打上げ可能なのでそんなに遅れることはなさそう。もちろん機体その他健全であることが前提ですがね。
なので、その打上げが終わった後にイプシロンってのは正しいというか普通な感じ。

どちらかといえば、イプシロン初号機は「地上設備は順調だが機体が…」という声も聞こえてきているので間に合うかどうかちょっと心配。
カラーリングもなんとか伝統の色を残せた感じだけど、これ「今はこれが精一杯 by ルパン三世」的な気がしてならんのですが、CFRPに塗装じゃ重量増えちゃうししょうがないんかなぁ。そもそものCFRPケース製造時に色ませこんじゃえばいいんじゃね、とか思うんですが。

それとM台地が「E台地」に変わるとかいう話も聞こえてきていたり。『え、変わるんですか!?』という中の人と『え、もうE台地言ってますが…』という人がいるので、正式にどっちになるのか現時点では不明。内部的に決まっているかもしれないですがねぇ。打上げ成功したら変わるんじゃないかと思っておりますが、どーもしっくりこないなぁ。

そして個人的にイチオシなのがS-310-42とS-520-27の連続打上げ。
これ、気象条件が厳しくて

・月明かりのある夜間であること。
・電離圏に電子密度擾乱が発生していること。
・ロケットの保安や飛行に影響を与えない天候であること。

を満たさないと打上げが実施されません。
私がずっと言ってる「観測ロケット打上げ見学の難しさ」の中でもかなりの高難易度でしょう。
予備期間もH-IIB打上げ前後と新月の期間は除外されていますし、イプシロンの期間もそうそう打上げできない気がします。夜中だからM台地に人が居ないと仮定すれば可能ではありますが、漁業関係者次第か。
なんにせよ、予備期間含めてもかなり短い期間ですので、後半は多少条件が悪くても打ち上げる可能性はあります。
夏の電離層をターゲットにしているならなおさらですが、ほんと条件厳しいなぁ。

だがしかし、一番の問題は、この日程じゃどれも行けそうもないという事実。困った、非常に困った…。

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「ロケット打上げの魅力を語る座談会 vol.4 ~イプシロン編」

今週末、筑波宇宙センター特別公開が催されます。
そこで行われる座談会に参加することになりました。

ネタ的に内之浦イプシロンなのでお声がかかったのかなぁ、と思います。
お時間のある方是非どうぞ。

「ロケット打上げの魅力を語る座談会 Vol.4 ~イプシロン編」
 4/20(土)14:10~15:50 筑波宇宙センター @広報・情報棟 記者会見室

 ~内之浦打上げ見学の猛者たる有名ブロガー4名がJAXA若手技術者とともにM-V時代の思い出話からイプシロン打上げでの見所などまで、醍醐味を語り尽くします~

 登壇予定者(打上げ見学マイスター4名)
 「岩日誌」管理人:「岩本塚(いわもとつか)」さん
  http://d.hatena.ne.jp/iwamototuka/
 「宇宙関連巡礼の旅」管理人:「おかざー」さん
  http://launch310.blog63.fc2.com/
 「文系宇宙工学研究所」管理人:「金木犀(きんもくせい)」さん
  http://bookworms.blog12.fc2.com/
 「ロケッこがゆく」管理人:「ロケッこ」さん
  http://blog.syo-ko.com/

なお、当日は駐車場が混み合いますので、できるだけ公共交通機関をご利用ください。
詳しくはJAXA公式サイトの筑波宇宙センター特別公開ページををご覧ください。

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イプシロン上段サブサイズモータ地上燃焼試験

fig1.jpg
©ISAS/JAXA

イプシロン上段部分の燃焼試験が行われた。結果は良好のようで今後試験の結果解析が行われる予定です。

で、この実験、実際のところはM-34bモーターの再生産前に機能確認を行ったというのが正しい。M-34bはM-V 5号機の時点で完成しているものであり、今回は一度生産停止したものを再生産するにあたって、部材の確認や製造に関する確認が主な内容なのだ。だから、決して新しい技術が投入されているわけではない。まして試験手順は、M-34SIMの段階で確立しているわけで、その実験は1991年3月と20年も前の事なのだ。

イプシロンの初期型はコスト追求型だ。ロードマップの先にある性能追求型ではないので現状では仕方ないことではあるが「面白いロケットじゃないなぁ」という話はチラホラ聞こえてくる。

日本の固体ロケット技術が継承されることは十分に価値はある。だが、継続でしかない継承は衰退と同義であることを忘れてはいけない。性能追求を続けてこその継承であり維持であるのだから。

ともかく、少しつづ見えてきたイプシロン、2013年度に間に合うのかどうか、今後のスケジュールが気になりますな。

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イプシロンめも

イプシロン関連で聞いたことをメモしておく。

内之浦ランチャーはMHIが落札、既存の設備を改修して対応
内之浦管制が宮原へ。モバイル管制なんて言っちゃったから、とか
■1段目のSRBを釣り上げるクレーンが内之浦には無いので追加するか都度都度借りるか検討中
■カラーリングはまだ確定していない。今のCGは仮

ランチャーに関してはレールを使わない自立打ち上げになるので本来は不要だが、アンビリカルケーブルを支える柱は必要なので、活用したい。建家はM-Vと段数位置が変わるので床面の高さを調節する必要あり

宮原台地への移動はイプシロンだけの話ではなく、構内安全係数の関係もある。10mアンテナももうすぐ引退で宮原11mが稼働

内之浦にあるクレーンはM-V1段目のセグメントが釣り上げられる40tクレーンが最大だがSRB-Aの重量はそれを上回っているので40tクレーンを入れ替えるか、都度都度クレーン車を借りてくるか検討中。ただ、クレーン車は転倒する可能性があるので悩みどころ

カラーリングはまだ決まっていない。CGはあくまで仮でこれから決める。やっぱりアノ色にしたい。


さて、どこまで実現できるかな。


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プロフィール

Author:おかざー
"馬車道Groove."代表らしい。
宇宙関連の同人誌を出したり、打上げや施設見学いったりしてます。

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