宇宙関連巡礼の旅 - Weblog版 - ISAS

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M-V 7号機 再突入で消滅

M-V-7.jpg
M-V 7号機 ©ISAS / JAXA
 NORADの情報によると、M-V 7号機の3段目が大気圏突入し消滅したようです。


■再突入時刻
再突入時刻:2009-10-19 23:03:00 GMT +/- 1 Minutes
(日本時間 2009-10-20 08:03:00 誤差+/-1分)
■突入場所
北緯13度、東経128度、突入角度98.2度


 打ち上げから3年、これでM-V 7号機の本体はすべて消滅だ。M-Vに範囲を広げれば、当分落ちてこないような軌道にあるので特に心配する必要もないだろう。
「打ち上げ国が責任を持ってデブリは処理するように」という話になったら、回収して相模原辺り置いておけといいたいんだがなぁ。

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次期固体ロケット 開発正式化へ


内之浦で発射を待つ次期固体ロケット"イプシロン"(想像図) ©ISAS/JAXA

日経新聞(Web版)に次期固体ロケットに関する情報が掲載された。

文科省など、新型ロケット開発 惑星探査や災害監視向け
 文部科学省と宇宙航空研究開発機構は2010年度から新型ロケットを開発する。惑星探査や災害監視に使う中小型衛星向けで、打ち上げ費を30億円に抑えて国産主力ロケット「H2A」の3分の1にする。開発費は約200億円で、一部を10年度予算の概算要求に盛り込む。12年度の初打ち上げを目指す。新たに機動性のあるロケットを保有し、宇宙産業活性化の呼び水とする。
 開発にはIHIエアロスペース(東京・江東)も参加する。


どこにも次期固体ロケットとは明記されていない。イプシロンという名前も見当たらない。しかし、この文章だけで、次期固体ロケットを指しているということがわかる部分が多々ある。

打ち上げ費用、開発費、12年度の打ち上げ、IHIエアロスペース。この言葉だけで十分だ、やっと次期固体ロケットが正式に動き出す。

相模原で9月には正式プロジェクトになるという話は聞いていたが、概算要求次第ということもあり素直になれなかったが、ここまで来たら、あとは進むだけ。

さぁ、飛翔体はできるぞ。あとは射場問題だ。
GXの予算が付かない状況で、種子島に集約という話が再燃するだろうが、既にISAS内之浦の街では内之浦宇宙空間観測所への搬入調査・実地試験などを行って受け入れ準備を進めている。

『M台地に大穴掘って、初期の排ガスを逃がす工事をするんだ』
と、M-V廃止直後に聞いたことがある。M-Vが廃止に追いやられても、次のロケットが来ると信じている人がいるからこそ、M-Vの廃止を受け止めて次の新しいロケットへ繋げようとしているのだ。

『なにせ俺たちはずっとロケット見てきたからな』
街の人たちの言葉は重い。


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2009年 内之浦宇宙空間観測所 一般公開

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内之浦宇宙空間観測所 宇宙科学史料館 掲示板を撮影

今年のJAXA 内之浦宇宙空間観測所の一般公開日が決まりました。

例年ですと、内之浦銀河マラソンにあわせて11月の連休に行われるのですが、今年は11月1日となりました。おかげで高い航空運賃の時期から外れたのでラッキーではあります。

どうも例年の開催日だと、H-IIA・F16の打上げがありそうということで、11月1日に決めたという話です。H-IIA・F16はIGSだから情報でないもんなぁ。

次期固体ロケットが遅れているので、今年で最後といわれながらもMランチャーが残っていますが、とっくに整備はしてないので、動かせるのもいつまでのことかわかりませんし、次期固体の開発状況によってはラストチャンスかもしれませんので、いける人は是非。


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ISAS 相模原キャンパス 一般公開

仕事が忙しく、ほとんど時間が作れないまま夏になってしまった。
なんとか休日出勤などをしていく時間を作ったので、軽く書いておく。

DSC_3342.jpg

内之浦に行かなければ(IAの事業所に模型あるけど、関係者以外立入り禁止、撮影禁止なので一般人がという意味で…)見ることが出来なかったM-Vが。内之浦よりも低い位置にあるので、触り放題、覗き放題。2段目以下はホンモノだしねー。

M-V-9.jpg
内之浦の整備塔にあった頃のM-14モーターケース

一段目は、一昨年の秋に内之浦に放置されていたのを目撃しているので、ムダにならなくてよかったと思う。

DSC_3142.jpg DSC_1491.jpg

左側は小型衛星のブースでの模型。次期固体燃料ロケットであるイプシロンでの打上げを想定しているわけではないが、小型衛星をどんどん上げようという試み。
これ、NECの小型衛星バスを利用する計画だが、昨年の宇宙航空展でもNECが実物大模型を展示していた(写真右側)ので、NECの本気が伺える。
機能的にも機械的にもなかなか面白い話が聞けたが、割愛。たぶん冬あたりの同人誌で書く。というか、今、本当に時間ないんです、すいません。

DSC_3231.jpg DSC_3233.jpg
あとは、PLANET-CのFMを作ってた。公開するのはめずらしいというか、タイミングの問題か。
打上げロケットはH-IIAだが、設計自体はM-V時代な上に、ロケット変更後の時間がなくて設計変更が最小限なために、H-IIAの能力的には小型になってしまった。余った能力でソーラーセイル実証衛星を相乗りさせるそーだ。

DSC_3310.jpg DSC_3313.jpg

最後に気になる次期固体燃料ロケットにイプシロンの講演へ。
別な情報だと、そろそろ正式プロジェクトに昇進するそうだが、準備も着々と進んでいる模様。
話には聞いていた『内之浦へSRB-Aを輸送する』ネタだが、先日、実際に実物大模型を作って搬入テストして問題なかったとの写真が。
よく、内之浦へ運ぶには危険物の問題とか重量の問題とか言われて、あたかも不可能なように伝わってましたが、実際はそんなことなく、まったく問題ない。出水田旅館前の電柱1本を除いて。

太陽同期軌道の場合、種子島より内之浦のほうが最適という計算結果は、もっと広めていいと思うんだが、どうして出さないのかなぁ。計算上、種子島からだと衛星重量が小型どころかビギーパック衛星の大きさレベルだし。

ああ、ほんともっとゆっくり見たいが、仕事がなぁ。
来月には時間戻ってくるので、更新もマメになるかと思います、すいません。

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極超音速実験機の打ち上げ実験

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オーストラリア国防科学技術機構(DSTO)は22日、米空軍研究所(AFRL)と共同開発を進めてきた極超音速実験機「Hypersonic International Flight Research Experimentation(HIFiRE)」の打ち上げ実験に成功したことを発表した。

実験内容は各自で調べてもらうとして、注目したいのはこの写真。HIFiREの打上げの様子なのだが、ランチャーにセットされた状態だ。

このカラーリングでピンときた人も多いかと思いますが、これはかつて当時の宇宙科学研究所(ISAS)鹿児島宇宙空間観測所(KSC)、今の内之浦宇宙空間観測所(USC)にあったLSランチャーなのである。

uchi002.jpg

汚い写真で申し訳ないが、これがウーメラに運ばれたのだ。

運んだのは航空宇宙技術研究所(NAL)である。
次世代超音速技術の研究のため、オーストラリアのウーメラに実験場内で行うために、ISASから譲り受けて改修したものを設置、実験を行った。

超音速に達するためにロケットモーターを使って初速を与えているのだが、使用したNAL735はISASの固体ロケットモーターを基に共同開発したもので、当然ながらランチャーもISAS仕様。
移設する当時、既にKSCではラムダロケットの打上げは行われておらず、S型はKS台地の移動式ランチャーで賄っていたため使用されていなかったので、新品で作るより運んだほうが格安であったわけだ。それにISASNALも元々は東京大学の系図なので話も進みやすかったのだろう。

DSC_8997.jpg DSC_7504.jpg

今でも内之浦USCに行けばM台地に跡が残っている。立ち入り禁止区域になっていないので、当時設置されていたその場所に立つことができる。
写真の台座部分と跡地の丸い部分が一致するのがわかるだろうか。

今はISASNALもNASDAと合併してJAXAになってしまった。
NASDAは実用、NALとISASを合併して科学技術の開発という棲み分けだったらよかったのになぁ。

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プロフィール

Author:おかざー
"馬車道Groove."代表らしい。
宇宙関連の同人誌を出したり、打上げや施設見学いったりしてます。

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